薬剤師の働くフィールド『調剤薬局・ドラッグストア』

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ドラッグストアの薬剤師ドラッグストアの薬剤師

調剤薬局
調剤薬局

調剤薬局の薬剤師

就職者数や調剤薬局の種類

薬学生の多くが就職している業界、門前・面応需に加え在宅対応も増えている。
まずは、一番多く薬学生が就職している業界が調剤薬局です。薬学生全体の約3割が就職しています。(令和2年度就職動向 調査結果報告書)調剤薬局の店舗数は約6万軒程度あり、様々な企業の求人があります。
大手の調剤薬局チェーンだけでなく、中小の薬局に関しても新卒の薬剤師を採用しているため、会社の違いやそれぞれの会社での働き方などを見極めることが重要です。
調剤薬局のタイプは3つあり、「門前薬局」「面応需薬局」「在宅特化薬局」等があります。門前薬局は文字通り病院やクリニックの前に立地し、その施設の処方箋をメインに取り扱います。面応需薬局は街中や住宅街などに立地し幅広い医療機関からの 処方箋を取り扱います。門前をメインにしている薬局か、面応需の薬局かで処方箋の種類や枚数、働き方なども変わってきますので自分が目指す方向性はどういったタイプか考えましょう。また、薬剤師における在宅業務の必要性の高まりとともに、在宅に 特化した薬局も増えています。個人在宅や施設在宅の業務がメインのため、通常の薬局のような店舗内で患者に対しての業務がないケースもあるため、どういった業務なのかきちんと確認しておきましょう。

調剤薬局の仕事内容

仕事内容

調剤業務、監査業務、服薬指導、薬歴管理、在庫管理、在宅業務などがメイン。
実習で経験する業務を中心に調剤薬局の業務は以下のようなものがあげられます。
調剤業務、監査業務、服薬指導、薬歴管理、在庫管理、在宅業務などがメインとなります。
実習の際にそれぞれが具体的にどういった業務なのかを確認できる良い機会なので、積極的に確認しましょう。

業界の変化と必要なスキル

業界の状況は大きく変化、かかりつけ薬剤師や対人業務の重要性が高まっている。
業界を取り巻く状況は変化しており、2019年の4月には非薬剤師によるピッキング業務が認められており、薬剤師はより対人業 務への注力を求められています。
2016年4月からかかりつけ薬局制度が始まり、薬剤師個人にもかかりつけ薬剤師として患者の薬の一元管理や24時間対応、地域の医師等の医療従事者との連携などが求められています。
他の業種との違いとして、長期的に一人の患者に向き合うことができるため、より深く関わることができます。在宅業務であれば、患者のベッドサイドでより専門的に業務を行うことが可能です。身につくスキルとしては調剤業務だけでなくコミュニケーションスキルや数字のマネジメントスキルなども努力次第で身につける ことができるでしょう。
調剤薬局就職の際のポイント
  • かかりつけ薬剤師のように、一人の患者に長く深く関わることができる。
  • 在宅業務など薬局によっては病院の薬剤師業務に近い業務にも携わることができる 。
  • 薬局薬剤師としてスキルアップし専門性を磨くこともできれば、独立や開業などのチャレンジも可能な業種。

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ドラッグストア
ドラッグストア

ドラッグストアの薬剤師

就職者数やドラッグストアの種類

調剤薬局と同じ業務の他、OTCの販売業務などが特徴的で売上の意識も重要。
近年、就職する薬学生が多いのがドラッグストア業界です。薬学生全体の約18%が就職しています。(令和2年度就職動向調査 結果報告書)インバウンドの拡大や、セルフメディケーションの推進などによって非常に伸びている業界でありドラッグストアにおいても調剤薬 局の併設店を増やす企業が多くなっています。
調剤薬局と同様に大手のドラッグストアチェーンだけでなく地場の中小のドラッグストアも新卒の薬剤師を採用しています。 地域によってはドミナント展開により、そのエリアで重点的に地域に根ざして患者やお客から愛されている企業もあります。ドラッグストアに併設されている薬局の多くは面で応需している薬局となります。大手のドラッグストアチェーンでは一部、門前の 調剤専門薬局なども運営しています。会社によって、どういった店舗に配属になるかを選べることができる薬局やそうでない薬 局もあるため事前に確認しておくことが重要です。

ドラッグストアの仕事内容

仕事内容

調剤薬局と同じ業務の他、OTCの販売業務などが特徴的で売上の意識も重要。
会社によって違いがありますが、基本的には薬剤師は併設されている薬局内で薬剤師として業務を行っていくことになります。調剤薬局の薬剤師と同様の業務の他に、OTCの販売業務などがドラッグストアの薬剤師の業務の特徴となります。処方箋に基づいて医薬品を処方する業務と異なり、患者から症状や状況をヒアリングした上で適切な薬剤を提案していく業務となります。また会社や店舗によってはレジ打ち・品出し・POP作成・陳列などのドラッグストア業務がある所もあるため興味を持った会社の働き方や業務内容は調べておきましょう。
調剤薬局との違いとしてはドラッグストアは小売業であり、売上への意識や工夫なども必要となってきます。給与が高く、福利厚生などが充実しており近年人気が高まっている業種ですが、利益が出ているからこそ、給料が高い業界であり、利益を出すために各社が様々な取り組みを行っているということを把握しておきましょう。
また勤務時間においても、土日祝日の開局や、営業時間が夜遅くなるような可能性もあります。具体的な勤務のイメージをした上で、志望の業種を選択しましょう。
ドラッグストア就職の際のポイント
  • OTCなどセルフメディケーションに関するスキルが積める。
  • 業界が成長しており、給与や福利厚生が良く、年々就職者が増えている業種である。
  • 売り上げなどの意識も重要。働く時間や日数なども就活の中できちんと把握しよう。

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